「変わろう!」とすると変わらない。「還ろう」とすると変わっていく。
コースを受けている方から、
「変わっていく人と、変わらない人の差って何ですか?」
というご質問を頂きました。
変わらない人=変わろうとする人
変わっていく人=自分に還ろうとする人
とお答えしました。
変わりたい!自分を変えたい!という向上心はとても大切なものですが、その根っこには自己否定があるように思います。
否定してもいいんですよ。
健全な自己否定はとても大切です。
ですが「変わりたい!」という意識の奥には「○○な自分は好きだけど、××な自分は好きではない」という意識があります。
美命コースでは「自分が嫌いな××な自分も愛する」というのを前提にしています。
自分が嫌いな自分というのは、自分を守るためにできた心の鎧だからです。
その鎧を纏うことで、そこそこ上手くいった。
だから、その鎧がなければ生きていけない!と思い込んでいる。
その思い込みがあるせいで、しんどくなっているだけです。
ですが、人は変化を嫌うものですし、自分一人で鎧を脱ぐことは難しいです。
人が鎧を脱ぐことができる時って、どんな時だと思いますか?
心から安心することができた時。
心から「この世界は安全で優しいものなのだ」と感じることができた時。
つまり、
本来の自分らしい在り方に還った時。
そして、その自分でいることに心地よさを感じられている時。
とも言えますね。
そのような自分に出会えた時に、初めて「変わった」と実感することができるのだと思います。
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