優しく丁寧にケアすることができない人へ

優しく丁寧にケアするということが苦手な方がいらっしゃいます。

そのような方に共通しているのは、


完了させることが目的になっている


ということです。

優しく丁寧にケアするということは、何か目的があって、そのための手段として行うのではなくて、


ただ、自分を大切に・優しくして・慈しむ


という「行為」と「在り方」そのものなのですが、完了させること自体が目的になっている人は、自分を中心においていなくて、作為的にやっているだけなんですよね。


「毎日忙しいのだから、そんなことしていられない!」


という声が聞こえそうですが、忙しいからできないのではなく、常に時間に追われているような「感覚」があって「完了させなければいけない」という意識があるから、結果として現実が忙しくなってしまうだけです。


ただ、自分を大切に・優しくして・慈しむ


を実践して頂いている方は、物理的にはかなり忙しい方も多いですが、心にはゆとりがありますし、ゆとりがあるから現実も豊かでゆとりのあるものになっていらっしゃいます。


自分の在り方=自分の体験する現実

自分が自分に取る態度=世界が自分に取る態度


ですから、自分の「在り方」を「ただ、自分を大切に・優しくして・慈しむ」ものにシフトしていけば、自然に現実も変化していきますよ。