感情や思考の記憶は、身体に刻み込まれる
感情や思考の記憶は、身体に刻み込まれます。
自分の中で「なかったこと」にしようとしても、身体はその時の嫌な感情をしっかりと覚えているので、似たようなシチュエーションになると、フリーズしたり、身体がこわばったり、急に行きたくない(やりたくない)という気持ちになって動くことができなくなります。
「思考は現実化する」という言葉がありますが、思考以上に身体の方が本能に忠実な分、引き留める力が強いのです。
これを潜在意識のブロックと呼ぶ人もいますが、ブロック解除をしても戻ってしまうのは、身体に刻み込まれた記憶が残っているからです。
だからこそ、
日々、自分の身体や肌に触れて自分と向き合ってあげること、
毎日、自分を大切に扱い慈しむこと、
瞬間、自分の気持ちに正直にいてあげること、
が大事なんですね。
身体が緩むと、思考と感情が緩みます。
思考と感情が緩むと、自然に過去に対して新しい気づきが生まれます。
新しい気づきが生まれると、自然に過去は癒されます。
過去が癒されると、自然に「今」が幸せになります。
自分の嫌な気持ちを「なかったこと」にしても、それは臭いものにふたをしているだけ。
自分が「なかったこと」にしたことで、自分が一番傷ついていますからね。
前に進み続けるのも大切なことですが、自分の柔らかい心の部分や弱さとも向き合ってあげましょう。
自分の弱さや脆さを大切に扱うことができれば、本当の意味で強くなれますよ。
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