「スピリチュアル」との付き合い方
ここ数年、スピリチュアルがブームになっています。
特に30代~50代でもスピリチュアル思想を求める方も多いですね。
その一方でスピリチュアル思想に振り回されている人も多いと思います。
スピリチュアルの定義は色々あると思うのですが、私自身の思う「スピリチュアル」は、
レイヤーの高い視点・広い視野を持って現実と向き合うこと。
精神性や人間性を高める生き方をすること。
だと思います。
自分一人の力で生きているという考え方から、
自分以外の誰か・先祖・神仏などに生かされているという視点を持つ。
自分が不幸なのは100%他人のせいという考え方から、
自分が原因を作っているという視点を持つ。
自分が不幸なのは自分の努力や頑張りが足りないという考え方から、
自然のバイオリズムや自分以外の要因も関係しているという視点を持つ。
(人の想念や時代の変化、先祖代々から引き継いできたものなど)
ということ。
「スピリチュアル」を知ることで問題は全てなくなる!ということはなく、
問題に対するものの見方や捉え方を意識的に変えていくことで、
かつて問題だと思っていたことを必要以上に問題視することなく、
平穏に幸せに生きるための智慧を手にして生きること
―それが本当の「スピリチュアル」だと思います。
以前にこちらにも書いたのですが↓
30代後半から40代のプレ更年期~50代の更年期は、理由のない漠然とした不安に囚われやすい時期です。
いわゆる「ミッドライフ・クライシス」(中年の危機)ですね。
この時期はホルモンバランスが大きく乱れて体力も落ちやすく、思いがけない病気にかかって人生を見直す時期になる方も多いです。
これは別に宇宙からの警告やメッセージではなくて、(たまにありますけど)人生経験を積んで少し視野が広がる30代後半から50代にかけてが未来により幸せに生きるために生き方をシフトするのに適した時期なんですよね。
不安な時ほど「○○の法則」とか絶対的で普遍な何かを求めたくなります。
でも現実はとてもシンプルで普遍なものは何もない。
それを受け入れて上手に自分自身と付き合っていくことが大事なのだと思います。
若い頃のように全てにエネルギー全開で生きるのではなく、
少しずつエネルギーや身体、心の使い方を変えていく。
全てを自分で背負う生き方ではなくて、
周囲の力を借りながら1つ1つ幸せを紡いでいく。
今まで人任せや人のせいにして生きてきたならば、
自分で自分の人生の舵を取って幸せを選択する。
そのために、
今までのように自分を適当に扱っても何とかなる時期を超えて、
自分を丁寧に大切にメンテナンスしていく時期として向き合っていく。
いつものスキンケアや食事、ティータイムに、
ホルモンバランスを調えるものや身体に優しいものをプラスする。
自分にとって本当の幸せは何か?豊かさとは何か?ということを
自問自答しながら少しずつ歩みを進めていく。
上手く行かない時や不安な気持ちになっている時ほど、レイヤーの高い視点を持ちながら「今とは違う幸せにシフトする時期」と思って楽しんで向き合っていけば良いと思います。
現実を見る視点が上がると、体験できる幸せのレベルも変わりますよ。
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